(19)いさゝかの きずなき玉もともすれば ちりに光を 失ひにけり(玉) 少しの傷もない、美しく光輝く宝石を持っていたとしても、絶えず磨いて手入れをしなければ、僅かな塵が付着することで輝きを失ってしまう。人の心も同じように、絶えず磨くことを心が…
(18)いけのおもは 月にゆづりて芦の葉の 茂みがくれに ゆく蛍かな(蛍) 池の上を蛍が飛んでいる。それを目で追っていると、水面に美しい月が映っている。蛍たちは芦の葉の上に止まり、一斉に光を放ち始めた。月の光と、蛍の光とのコントラストが美しい。…
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