(9)あらし吹く 世にも動くな人ごころ いはほに根ざす 松のごとくに(巌上松)
人の世は、嵐の中を航海しているようなもので、波風の立たない静かな日は少ない。しかし、それに翻弄されて、心が絶えず揺れ動かされてはいけない。どんな状況にあっても、岩の上に値を張った末のように、人生の目的を見失うことなく、しっかりと今日一日を生きて行きたいものだ。
解説:土居裕(引用了解済)
※土居裕著「レイキ実践者のための明治天皇御製《解説》和歌百二十五首」より引用
仕事が順調だと思っていたら、思わぬトラブルが起こったり、
パートナーとの関係がうまくいっていると思っていたら、相手は不満だらけで分かれ話を切り出されたり。
仕事も私生活も順調だったのに、家族が病気になってしまった。
結構、この辺の出来事は体験している人が多いかなと思います。
私たちは生きている限り、本当にいろいろ試されるような出来事を体験していくのですね。
そこに一喜一憂していたら、もう身が持たないというか、振り回されっぱなしと言うか、心身共に参ってしまうというか、そんな状態になってしまいます。
人生でいろいろとトラブルが起こることは大前提として、それを楽しむくらいの心を持てるのが理想ですけど、仙人レベルにならないと無理かもと思ってしまいます。
魔法ではどうにもなりません。
きっと、みんなが願うことはただ一つなんです。
幸せになること。
そのプロセスの中に、「お金が欲しい」「パートナーが欲しい」「出世したい」「有名になりたい」と人それぞれの願望があって、もがいているのだと思うのですね。
でも、もっと抽象度を上げると、たどり着くのは「幸せになること」なんだと思います。
その人自身が輝くために必要なものって、「安心立命(あんしんりつめい)」の境地とも考えることができるのかなと思うのです。
地に足をつけて、しっかりと生きること。
日常に振り回されない自分になること。
レイキとつながりながら学んでいきます。
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レイキを学ぶと明治天皇の御製についても少しだけ触れます。
明治天皇は歴代の天皇の中でもひときわ優れた霊性をもっていらしたそうです。
周囲の人たちは天皇の御前では緊張ではなく、天皇から放射される強力な霊気によって、真冬でも大汗を流したとも伝えられています。
その天皇が心のうちを和歌で表現されているのですが、10万首ともいわれているうちから、臼井先生は125首を選び「これを心の糧として精神修養の道に励むように」と指導されました。
これが現在まで伝統として守り続けられているのですが、現代レイキでは、現代に適切とはいえないものも含まれていることから、土居先生がレイキを学ぶ上での意識向上に役立てるために一部を選び直し、「現代霊気法特選」として、収録され、解説されています。
厳密な文法的解釈ではなく、あくまでもレイキ実践者の学びのために解説されているものです。
※参考文献:土居裕著「レイキ実践者のための明治天皇御製《解説》和歌百二十五首」
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