(11)家富て あかぬことなき身なりとも 人のつとめに おこたるなゆめ
(をりにふれて)
恵まれた家庭に育ち、不自由のない生活を送っていると、惰性に流れやすく、向上心を失うことが多い。しかし、人として生まれたのは、放免を貪るためではない。一人ひとりこそが使命と役割を持ち、学びの課題を与えられて生かされている。どのような境遇にあっても、そこを学びの場と認識し、人としての務めを忘れず、向上の努力を怠らないようにしよう。
解説:土居裕(引用了解済)
※土居裕著「レイキ実践者のための明治天皇御製《解説》和歌百二十五首」より引用
人生での苦労は、均すとどの人も同じになると言われています。
「つらい」「大変」など不快に感じる出来事は、傍から見ると「あの人はそんなに苦労をしていない」ように見えても、本人が感じる苦労の体験としては、同じだそうです。
でも、その不快な体験を誰かによって解決してもらおう。とか、あえて目を背けて向き合わずにいると、もっと大変な思いをすることになります。
より面倒な苦労が待っています。
恵まれた家系の人は、金銭面では困らなくても、私生活がうまくいかなかったり、人間関係や家族仲が悪かったりするケースが多いのはそのためです。
きっと、お金で苦労している人たちの気持ちを、別の形で苦労させられているとも考えられますが、「ただ、運が悪い」ではなくて、自分を高めることで、周囲を変えることは可能なはずなのです。
自分が変われば周りが変わります。
人間関係も変わります。
ちょっと話が逸れたような内容ですが、ここで言いたかったことは、あるものに感謝出来ないで、ただ不平不満を言っていては、成長とはかけ離れてしまい、本来の自分を取り戻すどころか、もっともっと鎧を付けて重たくなった自分になってしまうということです。
自分の役割って分からない人も多いと思うけど、そこにこだわらずに、まず自分のまわりの人を笑顔にすることから始めてもいいのではないのかなと思います。
すごいことなんてしなくてもいいんです。
でもその前に、やっぱり自分を満たしてあげることが一番だと思います。
まずは自分です。
そのうち、なんとなく、自分のやるべきことが見えてくるはずですよ。
それを検証できる国に住んでいる私たちはどれだけ幸せなのか。
そこにも感謝が必要なんだと思います。
成長って大事です。
それがないと、何年も、何十年も同じ不平不満を言っていたり、ずっと同じループにはまっている。
そんな周囲にいませんか?
ひとつ段階が上がると、そんな次元でいた自分がおかしくなります。
でも、不平不満をずっと言っていられる状態も実は贅沢なものなのかもしれませんね。
まずは、自分の心と身体と向き合うことから始まります。
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レイキを学ぶと明治天皇の御製についても少しだけ触れます。
明治天皇は歴代の天皇の中でもひときわ優れた霊性をもっていらしたそうです。
周囲の人たちは天皇の御前では緊張ではなく、天皇から放射される強力な霊気によって、真冬でも大汗を流したとも伝えられています。
その天皇が心のうちを和歌で表現されているのですが、10万首ともいわれているうちから、臼井先生は125首を選び「これを心の糧として精神修養の道に励むように」と指導されました。
これが現在まで伝統として守り続けられているのですが、現代レイキでは、現代に適切とはいえないものも含まれていることから、土居先生がレイキを学ぶ上での意識向上に役立てるために一部を選び直し、「現代霊気法特選」として、収録され、解説されています。
厳密な文法的解釈ではなく、あくまでもレイキ実践者の学びのために解説されているものです。
※参考文献:土居裕著「レイキ実践者のための明治天皇御製《解説》和歌百二十五首」
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