(13)いかならむ ことある時もうつせみの 人の心よ ゆたかならなむ(心)
私たちの祖先である太古の人々は、大自然と調和して、いつも大らかに、明るく、楽しく生活していた。現代に生きる私たちは、どんな苦境に立たされたときでも、常に希望を見失わず、祖先たちと同じように、大らかで、明るく、素直な、広々とした、豊かな心を持ち続けたいものである。
解説:土居裕(引用了解済)
※土居裕著「レイキ実践者のための明治天皇御製《解説》和歌百二十五首」より引用
世の中は便利になって、昔に比べたら考えられないくらいなんでも揃う世界になったけれど、私たちが忘れてしまったものもたくさんある。
そのうちの大部分を占めているものが【調和】なのではないだろうか?
空気を読むことばかりに気を取られて、自分と調和がとれているか?自然の摂理と調和がとれているか?
きっと軸がずれてしまっていることで、たくさんの不調和が発生して、体調や心や人間関係などにも影響していないかな。
豊かさって”見える”のが一番分かりやすいから、物質的なものに目が行って、周りと比べてしまいがちだけど、本来の幸せや豊かさってきっとそこありきではないはず。
もっと、自分の中にあるものとの調和を大切にしていこう。
そんなメッセージとして受け取りました。
きっと、来年は心の豊かさにもっとフォーカスできる年になりますよ。
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レイキを学ぶと明治天皇の御製についても少しだけ触れます。
明治天皇は歴代の天皇の中でもひときわ優れた霊性をもっていらしたそうです。
周囲の人たちは天皇の御前では緊張ではなく、天皇から放射される強力な霊気によって、真冬でも大汗を流したとも伝えられています。
その天皇が心のうちを和歌で表現されているのですが、10万首ともいわれているうちから、臼井先生は125首を選び「これを心の糧として精神修養の道に励むように」と指導されました。
これが現在まで伝統として守り続けられているのですが、現代レイキでは、現代に適切とはいえないものも含まれていることから、土居先生がレイキを学ぶ上での意識向上に役立てるために一部を選び直し、「現代霊気法特選」として、収録され、解説されています。
厳密な文法的解釈ではなく、あくまでもレイキ実践者の学びのために解説されているものです。
※参考文献:土居裕著「レイキ実践者のための明治天皇御製《解説》和歌百二十五首」
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