(25)岩がねに せかりざりせばた滝つ瀬の 水のひゞきも 世にはきこえじ(滝)
山歩きをしていると、水の流れる大きな瀬音が響いてきた。近づいてみると、豊かな水が激しい流れをつくり、水中の大きな岩に当たって轟音を響かせている。聞こえたのは、水流が岩に当たって砕け散る音だったのだ。この岩がなければ、水の流れに気づかないだろう。世に知られている人は、実力のあることは勿論だが、その人だけの力でなく、サポートしてくれている存在があるものだ。
解説:土居裕(引用了解済)
※土居裕著「レイキ実践者のための明治天皇御製《解説》和歌百二十五首」より引用
どの世界も「それだけ」の存在では成り立たないということですよね。
やっぱり、周りあっての「本人」。
陰がないと光も分かりません。
相手が悪役であっても、結果的には今の自分を作ってくれたサポーターだったりすることもあります。
自分が受け入れようとなかろうとね。
また、物事の良い、悪いの意味づけをしているのは人間なので、物事はそこにただ「ある」だけと考えると、やるべきことを淡々と継続していくことで、周りの人と響き合いはじめることもあるのだと思います。
岩だけでもいいけど、水が当たることによって、水の存在を輝かせてあげることが出来ている。
岩のおかげで水が存在感を出している。
私たちは人生の主役になれるときもあれば、脇役のときもあるし、通行人Aのときもあるし、悪役にもなるということですね。
どれも必ず、誰かの役に立っています。
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レイキを学ぶと明治天皇の御製についても少しだけ触れます。
明治天皇は歴代の天皇の中でもひときわ優れた霊性をもっていらしたそうです。
周囲の人たちは天皇の御前では緊張ではなく、天皇から放射される強力な霊気によって、真冬でも大汗を流したとも伝えられています。
その天皇が心のうちを和歌で表現されているのですが、10万首ともいわれているうちから、臼井先生は125首を選び「これを心の糧として精神修養の道に励むように」と指導されました。
これが現在まで伝統として守り続けられているのですが、現代レイキでは、現代に適切とはいえないものも含まれていることから、土居先生がレイキを学ぶ上での意識向上に役立てるために一部を選び直し、「現代霊気法特選」として、収録され、解説されています。
厳密な文法的解釈ではなく、あくまでもレイキ実践者の学びのために解説されているものです。
※参考文献:土居裕著「レイキ実践者のための明治天皇御製《解説》和歌百二十五首」
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