レイキ実践者の意識の学びために、明治天皇御製があります。
レイキはただの肉体的なヒーリングだけではなく、心の成長・魂の成長も促します。
何のために臼井霊気が誕生し、レイキの最終目的は何なのかがわからないと、
「なぜ？明治天皇？」となりがちですが、
レイキの学びには欠かせないものなんです。
レイキのパイプを太くするのは、技法を覚えることだけではなく精神性向上も大切。
それが、エネルギーの精度も高めるのに役立ちますし、
何より、自分が幸せなるために必要なもの。
レイキを通していろいろな違和感を感じながら、本来の自分の気持ちに気付いたり、
自分らしく生きる道を選んでいきます。
今回ご紹介するのは、明治天皇御製の中のひとつ
パッと目に入ってきたものを選んでみました。
（90）
ならび行く 人にはよしやおくるとも たゞしき道を ふみなたがへそ
土居裕著「レイキ実践者のための明治天皇御製《解説》和歌百二十五首」
入社、昇進など、人生のあらゆる面で競争がつきものである。同窓会や同期入社の同僚と比較して遅れたことに気づき、あわてて手段方法を選ばず行動した結果、ついに不正の道に踏み迷い、人生を棒に振ることがある。たとえ歩みが遅れても、それで人生の価値が決まるのではない。どんな時でも、人としての正しい道を踏み違えぬようにしたいものだ。
解説：土居裕（引用了解済）
私もアカシックやカードリーディングを使ったセッションをしていて、気づかされることがたくさんあります。
私たちが忘れがちなこと。
人にはそれぞれ、自分のペースがあること。
どうしても、周りがうまくいっているように見えてしまい焦ったり、
子どもが他の子と比べてペースが遅く感じたり、
先生に「○○だ」と言われたことを気にしてしまって、
子どもを信じてあげられなくなったり、
職場で周りと比較されてしまっているように感じたり…
その人その人にそれぞれの人生のテーマがあることを忘れてしまう。
そもそもみんな人生のテーマが違うから、周りと違って当たり前なのに、
それすら忘れてしまうのが人間なんですよね。
そんなときって、周囲ばかりに気がいってしまい自分軸から外れているんです。
大切なのは、まずは自分。
「今の自分にとって」できることをしているか。
自分の心の奥底が望んでいるのはなにか。
フォーカスするのは、それだけで十分。
わかっていても、心が揺り動かされることがあるから、
こうやって自分自身を確認することって大切だなって思います。
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～現代レイキで活用している明治天皇御製について～
明治天皇御製とは、明治天皇が読まれた和歌のことです。
レイキを学ぶと明治天皇の御製についてセミナーで冊子を提供され、心の糧として役立てるよう説明を受けます。
明治天皇は歴代の天皇の中でもひときわ優れた霊性をもっていらしたそうです。
周囲の人たちは天皇の御前では緊張ではなく、天皇から放射される強力な霊気によって、真冬でも大汗を流したとも伝えられています。
その天皇が心のうちを和歌で表現されており、10万首ともいわれているうちから、臼井先生は125首を選び「これを心の糧として精神修養の道に励むように」と指導されました。
これが現在まで伝統として守り続けられているのですが、現代レイキでは、現代に適切とはいえないものも含まれていることから、
土居先生がレイキを学ぶ上での意識向上に役立てるために一部を選び直し、「現代霊気法特選」として収録され解説されています。
厳密な文法的解釈ではなく、あくまでもレイキ実践者の学びのために解説されているものです。
※参考文献：土居裕著「レイキ実践者のための明治天皇御製《解説》和歌百二十五首」
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