(3)曇りなき 心のそこのしらるゝは ことばのたまの ひかりなりけり(玉)
世の中には、言葉たくみに、弁舌爽やかに話す人もあれば、とつとつと、素朴な話し方をする人もいる。どちらが優れているというものではなく、その人の個性によるものだが、それぞれの話し方の中に、その人なりの真実が自然に現れる。なぜなら、言葉は心の中を映し出す玉のようなもので、心に曇りがあれば言葉の玉は曇り、心が明るく輝いていれば言葉の玉は光り輝くからである。
解説:土居裕(引用了解済)
※土居裕著「レイキ実践者のための明治天皇御製《解説》和歌百二十五首」より引用
本当に好きなこと、気持ちが前に向く内容の会話になると、言葉や声のエネルギーが変わります。
自分では気づかなくても、他人と話していると、その人がどんなに話し上手でも、そうでなくても、突然エネルギーが変わります。
きっと、自分も他人と話すときは、そんな風に思われることもあるんだろうなと思うのです。
それを嫌だな。ではなくて、自分を癒して高めて行くことで磨いていくことができるものだと思っています。
やっぱり、顔つきだけでなく、その人の発する言葉にも、その人の生きざまを垣間見ることありますよね。
人は、常に成長なんだな。これで終わり。って一生ないですね。
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レイキを学ぶと明治天皇の御製についても少しだけ触れます。
明治天皇は歴代の天皇の中でもひときわ優れた霊性をもっていらしたそうです。
周囲の人たちは天皇の御前では緊張ではなく、天皇から放射される強力な霊気によって、真冬でも大汗を流したとも伝えられています。
その天皇が心のうちを和歌で表現されているのですが、10万首ともいわれているうちから、臼井先生は125首を選び「これを心の糧として精神修養の道に励むように」と指導されました。
これが現在まで伝統として守り続けられているのですが、現代レイキでは、現代に適切とはいえないものも含まれていることから、土居先生がレイキを学ぶ上での意識向上に役立てるために一部を選び直し、「現代霊気法特選」として、収録され、解説されています。
厳密な文法的解釈ではなく、あくまでもレイキ実践者の学びのために解説されているものです。
※参考文献:土居裕著「レイキ実践者のための明治天皇御製《解説》和歌百二十五首」
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