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自分の家族や愛する人が重い病気を患っていると分かった時、どんな気持ちになりますか？
どうしていいのか分からないくらいに不安になる。
自分に何か出来ることがないのか考える。
焦る。慌てる。パニックになる。
など人によってさまざまだと思いますが、そうなる前に私たちは準備はしておくことができます。
私たち人間は必ず「死」が隣り合わせにあることは心に留めておく必要があると思うのです。
病気になっている人を心配していても、自分が１時間後に事故に遭遇して死んでしまうことも絶対ないということはないのです。
経験したことがないから怖いと思うのが人間で、それは当たり前のことで仕方がないと思うのですが、病気や死を考えたとき、漠然と怖いという意識から”なにが怖い”と思っているのか。を考えることで今の自分にできることが分かってくるかもしれません。
だれに相談していいのか分からない。
頼れる人がいなくなるから嫌だ。
金銭的にサポートしてもらえないから困る。
本当にこれから生きていけるのかな。など。
「怖い」と思う正体を知ることがまず重要だと思うのです。
私の親戚の方がかなり長い間、病気で入院し、先日亡くなりました。かなり重病で、ご飯も食べれられなくなり、正直、お見舞いに行っても、話す体力はもちろんありませんでしたし、私が出来ることはほとんどありませんした。それでもご本人は病気と闘っているという印象を受けました。
私に出来ることといえば、その場にいることだけ。あとは祈るだけ。
もしかしたら、具合の悪い人にとっては、病室にいてもらわれても迷惑と思ったかもしれません。
それでもせめて、と思い手を握らせてもらいました。そうすると少しだけ目を開けて、私だと認識したようで、涙を流して「ありがとう」と言って下さったので、せめてレイキヒーリングだけでも。と思い、一緒にレイキヒーリングをさせて頂きました。
レイキはヒーリングではありますが、「病気を治す」という気持ちではなく、「この方のサポートになりますように。この方の魂が光り輝きますように」という意識でヒーリングをさせて頂きます。
正直、重病の方のお見舞いは、どうしていいのか分からない状態になってしまうのですが、今回、自分がこうして霊気マスターとして、何かさせて頂けることがあるということもとてもありがたい時間でした。
最終的には、寿命が来てしまい、周囲の人たちの悲しみも相当なものがありますが、それよりも、ご本人が自分の人生をどう思って終われたかの方が大切なのかなとも感じました。
「寿命」についてもレイキセミナーでは触れていますが、これだけはコントロールできるものではないので、最後の最後まで精一杯ヒーリングをさせて頂きなさい。という考え方です。
これは私自身もすごく考えさせられる内容です。
ただ、必ずしも「病気」＝絶望、かわいそう、ではない可能性もあり、周りが勝手に決めつけて設定している可能性もあったのかな。など自分がそうなったときにどう向き合うのかということも深く考える機会を与えてもらえたと思っています。
「心を保つ」ために「病気や死に対する恐怖を知る」ことはとても重要なファクターの一つでもあるのではと思いました。
