現代霊気法とアカシックのブログ

長く使い続けるためのレイキとアカシックのブログです。

自立と依存

「自立」を目指す人ってたくさんいると思いますが、あなたにとって「自立」とはどんなことを意味しますか?

 

多くの人は、経済的にも精神的にもひとりで生きていける状態のことを想像すると思います。

 

もっと掘り下げると、本当にだれにも頼らずにひとりで生きることを「自立」と思っていませんか?

 

私はそう思っていた一人でした。

 

自立に憧れた過去の私


海外の学校で勉強するなんて自立していてすごい!と留学した人たちを尊敬していた10代のころの私ですが、

実際に自分が生活を始めると、決して自分ひとりでは生活は出来ませんでした。

 

右も左も分からない私は、銀行口座を開くときも日本人のおねえさんに手伝ってもらったし、
学費を支払うときも、英語の先生と一緒に手続きをしてもらったし、
夏休みの間もホームステイ先を探してもらったり、論文を書くときも家庭教師の先生に手伝ってもらって文法チェックや英語の表現のチェックなどもしてもらいました。


移動するにも車がなく、とんでもない田舎にいたので、ホストファミリーや友達に車を出してもらったり、本当にひとりでは何もできませんでした。

 

社会人になっても、地元を離れて一人暮らしをしたのはいいけど、どこの病院がいいのか分からなくて、周りの人に教えてもらったし、


ゴ〇〇リが出た時は近所の人たちを巻き込んでみんなにとってもらったり、


体調が悪い時は病院に連れて行ってもらったり、買い物に行って来てもらったり、本当にたくさんの人たちのお世話になりました。

 

給料も派遣社員としての生活が長かったので、たいした収入もなく、
「あー、ぜんぜん自立できてないじゃん。ダメだなぁ、私」って思っていました。

 

ところが、親戚のおばさんに「あなたは親元を離れてひとりで頑張ってえらいねぇ」と言われたのです。

 

「え? でも私は経済的にもギリギリで精一杯だし、自立とはかけ離れた生活をしているんですが…」とおばさんのことばを受け取れませんでした。

それでも、会うたびに褒められる。「??」と思っていました。

 


ひとりで生活してみてわかったこと

 

ひとりで暮らしてみて分かったことは、本当に困った時は、きれいごとでいられないので、恥ずかしいとか言っていられない。


自分の生活に関わることなので、どんなことをしてでも周りの人に頼らざるを得ない。ということです。

 

これって意外とすごいことで、断られたら、次の人を探そうとするんです。だって、本当に困っているから。へこんでいる場合じゃないときがあるんです。

 

なんとかして助けを求めようとしましたし、本当の無理な場合は、自分でできるところまで調べてみたり、工夫してみることを覚えました。

 

相手に迷惑がかかる。と思って我慢していたら、「なんですぐに言わなかったの!」とすごく怒られたこともありました。

 

その時に、頼ることは悪いことではなくて、むしろ一番大切なことなことなのだと気が付きました。

 

ここ5,6年、我が家には、若者がご飯を食べに来たり、何泊もステイしにくるのですが(さすがに去年からは控えていますが)、このスキルを持っている子とそうでない子がいます。

 

必要だと思うことはきちんとお願いできる子と我慢してしまう子がいます。

 

お願いできる子は
「自分は〇〇だから、~があるといいんだけど」とか
「〇〇をしたいんだけど、~はありますか?」

とちゃんと聞いてきます。


自分はこういう状況だから、〇〇が必要である。そういうの知りませんか?と聞くことはすごく大切。


できるかできないかは別として、それが、依存とは思いませんし、そんな人を図々しいとも迷惑とも思いません。

 

そう言う聞き方ができる人は、一緒に考えてもらえたり、他の人を紹介してもらえたり、そこでダメでも、次に繋がる反応がもらえます。

 

経済的に余裕がある人は、お金で解決できるし、それでいいと思うし、


お金がないのなら、自分でどこまでできるか考えて、どこからお願いしなくてはいけないのかを考えて頼ることが「自立」なのではないのかと。

 

そうしたら、過去の自分もギリギリで生活していたとしても、生きていたじゃん。って思うようになりました。

人は支え合って生きているんですよね。

 


「自立」の解釈

 

有名なので知っている人も多いはず。

東京大学先端科学技術研究センター特任講師である熊谷先生の言葉です。


素敵な言葉なので、リンクを貼っておきます。

 

自立は、依存先を増やすこと 希望は、絶望を分かち合うこと | 東京都人権啓発センター人権問題の啓発・教育、冊子発行、講師派遣、イベント、ラジオ番組等で人権の理解を促す活動を推進。

www.tokyo-jinken.or.jp


「自立」って依存先を増やすこと。

一般的に「自立」の反対語は「依存」だと勘違いされていますが、人間は物であったり人であったり、さまざまなものに依存しないと生きていけないんですよ。 …(省略)… 健常者は何にも頼らずに自立していて、障害者はいろいろなものに頼らないと生きていけない人だと勘違いされている。けれども真実は逆で、健常者はさまざまなものに依存できていて、障害者は限られたものにしか依存できていない。依存先を増やして、一つひとつへの依存度を浅くすると、何にも依存してないかのように錯覚できます。“健常者である”というのはまさにそういうことなのです。…(省略)… 自立を目指すなら、むしろ依存先を増やさないといけない。


インタビュー/鎌田 晋明(東京都人権啓発センター)
編集/脇田 真也

 

 

私も同感です。

 

親や配偶者だけでなく、役所の福祉課、かかりつけ医、カウンセラー、友人、知人、会社の人、サークル、コミュニティなど、それぞれの得意分野としている人たちがいることをまず知るのも大事だと思います。

 

それが彼らの役割なので必要なら助けを借りた方がいい。

 

お金に困っている人向けの無料相談もたくさんありますし、
「こんなことを言うのは恥ずかしい」と思うかもしれませんが、自分の心を開くことで、新しい人間関係も生まれます。

 

それも、実際に体験しないと分からないことです。

 

本当に困った時に、本当に自分のことを気にかけてくれる人が分かることもあります。


友人だと思っていたけど、病気になった途端いなくなった。など私にも経験がありますが、自分が困った時に本物が分かります。

 

これも体験しないと分からないし、自分をさらけ出さないと体験できないこと。

 

自分ひとりで頑張るのも大切だけど、人間はそもそも一人では生きていけない生き物であることを認識することも大切。

 

困っているときに困っていると表現できるのも「自立」なんじゃないかなぁ。
と思います。

 


後は自分次第

 

依存先を多く持つこと、自分には頼れる場所がこれだけあるんだ。

 

そして実は、これまでも、人間が生きやすいように過ごしやすいように作られた社会で過ごしてきていたんだ。いうことを知ること。

 

みんなのことを考えて作られた社会であって、あなたはひとりで生きている訳ではないです。

まずはここが大切だと思います。

 

日本社会はいろいろと問題もあるけど、そこまで悪くない社会だと思います。それなりに困っている人を救う制度もあるし、


スピリチュアルとか心の見えない領域に関して、こんなに自分で検証することができる世界で暮らせる人って、地球上にどれくらいいるのかなと思います。

 

なんだかんだ言って、それくらい余裕があるということ。

 

インターネットでは、すぐに調べることもできるし、何かのサイトのコミュニティで自分の気持ちを吐き出すことも昔よりはやりやすくなっていますしね。


そこでいろんなアドバイスをもらっている人もいますよね。

 

人間って、知らないと行動は起こせませんが、知ることで動こうと思えるし、知っていることで気持ちに余裕ができて行動する必要がなくなる。ということもあります。

 

何年も前に相談を受けたことがありました。
すごく老後のことを気にされていたので、

 

✦ ご主人がもし亡くなったら、家のローンは返済免除できる形でローンが組まれているか
✦ 借金を抱えている場合、遺産相続を放棄することで借金返済の必要がないことを把握しているか
✦ 生命保険金がどうなっているのか

 

この辺をあなたはしっていますか?と聞いたときに、知らなかったという方がいました。

調べてみると全く問題がなかったことがありました。

 

 

この方はお仕事もお店を経営されていて、それがどうなるかも心配だったと思うのですが、こういうときは弁護士さんに相談すればいい。ということもご自身で調べることができました。


調べておくことで、自分がどう対応しなくてはならないのかが分かります。

 

おちついて整理してみたら問題は問題でなくなったのですね。

 

これも、私がいくら聞いたところで、本人が調べないと分からずにずっと不安で終わっていたことです。

 

結局、わたしたちは、「自分」という身体を動かしている張本人なので、行動することで、自分を癒したり、安心感を与えたりと、わたしたちが「自分」を意識というコントローラーで動かしていますから、「自分」をどう動かすかは自分次第だと思います。

 


生きて行くうえで必要なこと

 

何度も何度もいろいろなところで言っていることですが、まずは「知る」ことが大切だと思っています。

 

スピリチュアルって、簡単に自分の悩みをお祓いのようなことをして「消せる」と思っている人も多いですが、実際は違うと思っています。

 

自分を知って、大切にしてあげないと、人の話しも入ってこないし、ストレスでまず直感が働かないので、いろんなメッセージも受け取れないし、気づきもやってきません。

 

引き寄せの法則やアファーメーションが効かないのも、ここの作業を抜かすからだと思っています。

 

これは私自身の体験談からお話ししています。

「自立」とは依存先を増やすこと。

 

人に頼ることが難しいと感じている人には、また別のブロックが存在していますので、それはまた別の記事に書こうと思います。

 

 

 

※4月から研究室の名前を”Hanaヒーリング研究室”に変更いたします。

これからもたくさんの幸せを提供するための研究に精進してまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。

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