「自分の使命がわからない」
「何のために生きているのかわからない」
など、結構ネガティブになってしまう人もセッションではいらっしゃいました。
いろいろお話しを聞いていて「それって、あなたにしかできないことだったんですよ」とお伝えして、
はじめて「え？そうなんですか？」と気づく人もいたり…
なので、ちょっと「使命」についてお話しますね。
誰にでも使命はある
「自分が生きている意味」について知りたいし、それをはっきりと認識して生きていきたいと思うのは自然なこと。
だから、人間は哲学とか宗教を通して学んできていたのだと思います。
たまにご紹介する「胎内記憶」の第一人者の池川明先生の本を引き合いにしていますが、
やっぱり、人間は生まれる前に「こんな人生にする」とある程度決めて生まれてきているのだと思います。
その時の記憶をほとんどの人が忘れてしまうから、「自分が生きる道」について悩むのかもしれないですよね。
ここでは、自分の使命の見極め方をお伝えします。
使命は非日常とは限らない
「使命」と聞くと、「世界平和」とか世の中に影響を与えることを考えてしまいがちですが、
もちろん、そういった使命を持って生まれる人もいますが、
私たちの多くは、もっと身近なところに「使命」を設定していることが多いです。
なので、「自分の使命とは？」に囚われずに、まずは自分がやっていて楽しいことは何かなと考えてみてください。
そしてそれは、自分も相手にとっても、楽しいこと、良いこと、Win-Winのことなのかを観察してみてください。
まずは、それを知ることからスタートします。
使命は能力がある人だけではない
「透視能力がある」とか
「オーラがわかる」とか
それが使命とは限らないんです。
あなたには当たり前のことが、ほかの人には特別なこともあります。
例えば、
自分では不得意と持っていた家事が、実は周囲の人たちはもっと苦手だった。とか
誰とでも仲良くなれるのに親友がいないことに悩んでいたけど、誰とでもフレンドリーに接してくれて救われている人がいる。とか
臨機応変に対応できないことが悩みだったけど、コツコツ作業することができるので重宝されるとか。
すごく日常的なことだったりします。
そして、自分がずっと努力してきたこと、挑戦してきたこと、過去を振り返って、
「これはなぜかいつも求めらる」
「自分もやっていて気持ちが良い」
と思えるものが「使命」だったりします。
そう思えたら、「もっと強化したい」と思うかもしれないし、
「もっと勉強して役に立とう」と思うかもしれない。
勇気を出して発信してみようと思えるかもしれません。
「使命」はやっていくうちに自分の感覚で得ていくものなのです。
まずは一番近い人を笑顔にすること
「自分は何も求められないし、やりたいことがわからない」など、
まだ、何もピンと来ていない場合は、まずは自分の一番近くにいる存在を笑顔にすることを心がけてみてください。
もしかしたら、あなたに寄り添って欲しいのかもしれないし
もしかしたら、あなたに理解して欲しいのかもしれない
もしかしたら、あなたと食事をしたいのかもしれない
もしかしたら、あなたに認めてほしいのかもしれない
話を聞いて欲しいのかもしれない。
お金をかけなくても笑顔にできることってたくさんあります。
メッセージを送ってあげるだけでもいいかもしれません。
自分の周りの人たちの笑顔を増やすことで、気づきってたくさんありますし、
良い氣が流れる時間が増えることで、「あなたにはこれが向いているよね」とか、
突然、「コレだ！」とひらめいたりすることもあるんです。
人生の目的は「……こと」だよ
これはレイキの教えでもあるのですが、
人生の最終目的は「幸せになること」なんですよね。
・自分が何をしたら嬉しいのか。
・自分は何が嫌なのか。
これって、とってもシンプルですけど、体験しないとわからないことなんです。
あなたは自分が何をしたら嬉しいのか。
落ち込んだ時に何をしたらリカバーできるのか。
知っていますか？
例えば、
「あの人有名になっていいな」と思っても
いざ自分が有名になったら、「面倒なことが多いな」と気づくかもしれないし、
仕事で成功しても、家庭が崩壊してしまったらしんどいし、
やってみないと何が幸せと感じるかは人それぞれです。
だから、私たちはいろいろなことを体験しながら学んでいきます。
人の喜ぶ顔が見れたら嬉しいのも人間
人の役になっていると思えると嬉しくなるのも人間
「ありがとう」と言ってもらえると嬉しいのも人間
「頑張ってるね」ってわかってもらえると嬉しいのも人間
でも、人に認めてもらうために相手をコントロールできないし、
自分を犠牲にして神経を擦り減らせては幸せから遠ざかるし、
「これが幸せの道」と答えが一つではないのが難しい。
だから、自分という軸を見失わないようにすることも大切だし、
自分のご機嫌を自分でとることも大切なんです。
幸せに向かって、自分はいろんな体験をしていると思って、まずは自分を含めて周りの人を笑顔にするところから始めてみてください。
「使命」にこだわるよりも、それができてくると、自然とあなたに人が集まってきて、道が見えてくるのだと思います。
私のレイキがまさにそうで、友だちや親に喜んでもらえたところから、友だちの友だちへ広がって今になっています。
気が付いたら、自分のためにやっていたカードリングもお願いされるようになったので、
「使命」は自分の経験、学びなどからやってくると思います。
また、それも人生のあるステージの変化によって、変わることもあります。
気になる方はセッションでも何かのヒントが出てくるかもしれません。
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必要とされている方に届きますように。
